加工できる状態のカカオ豆になるまで

カカオポッドが収穫されて、チョコレートへと加工できる状態にするためには、約3行程の作業を行う。

収穫

カカオポッドを収穫し、中からカカオ豆を取り出す(手作業)。

発酵

発酵は、2段階ある。

  1. 取り出されたカカオ豆を、木箱に詰めたり、バナナの葉で包んだりして、酸素を遮断した状態にする。
  2. 発酵が進み糖分がアルコールに変わったら、全体をよく攪拌して、酸素を供給する。約1週間かかる。

洗浄

カビの発生を防ぐ行程。

※カカオ豆のフレーバーを損なうため、実際には洗浄しないことが多い。

乾燥

乾燥の仕方は、「天日干し」と「機械」の2種類がある。

天日干しで乾燥されたカカオ豆の方が風味が良いため、高価で取引される。

完成

乾燥後、水分量が7〜8%になったところで、世界に向けて輸送される。

タイトルとURLをコピーしました